「服を減らしたいのに、どれも思い出があって手放せない…」
「いつか着るかも」と思いながら、結局クローゼットがパンパン。
そんな悩みを抱える方は多いものです。
でも大丈夫。無理に捨てる必要はありません。
大切なのは“自分が納得できる判断基準”で整理すること。
ここでは、後悔しないクローゼット整理の進め方を、初心者でも実践できるステップでやさしく紹介します。
STEP0:後悔しないためのマインドセット
“今の自分”を基準にする
「痩せたら着たい」「いつか着るかも」と思って取っておく服。
その“いつか”は、実はなかなか来ないものです。
後悔しない整理のコツは、“今の自分に似合うか、使うか”で判断すること。
鏡の前で今の自分を見ながら「この服を着て出かけたい?」と問いかけてみてください。
気持ちが上がらない服は、手放すサインかもしれません。
“ありがとう手放し”で罪悪感を軽く
服を捨てるのは悪いことではありません。
一度でも自分を助けてくれた服なら、「今までありがとう」と感謝を伝えて送り出しましょう。
写真を撮って思い出として残すのもおすすめ。
服を手放すことは、自分を否定することではなく、新しい自分を迎える準備なのです。
STEP1:まずは“全部出す”で現状を知る
一度クローゼットを空にする勇気
整理の第一歩は、「現状を見える化する」こと。
思い切ってすべての服を取り出してみましょう。ベッドの上でも床の上でもOKです。
山のように服を積み上げることで、自分がどれだけの量を持っているか実感できます。
これは「思っていたより多い」と気づく大切な瞬間です。
カテゴリ別に分けてみよう
トップス・ボトムス・ワンピース・アウター・小物など、種類ごとに分けていくと、持ちすぎているジャンルが見えてきます。
たとえば、白いシャツが5枚以上あるなら、「お気に入りはどれ?」と選ぶきっかけになります。
試着で“自分と服の今”を再確認
久しぶりに着てみると、色が似合わなくなっていたり、サイズ感が違うこともあります。
鏡の前で3秒チェック。「姿勢がよく見えるか」「動きやすいか」「顔色が明るく見えるか」を感じ取ってみましょう。
ピンと来ない服は、残念ながら“今のあなたには合っていない”かもしれません。
STEP2:迷った服は4ボックスで仕分け
① 今季着る ② 来季保管 ③ お直し ④ 手放す
4つの箱(またはスペース)を作って、分類していきましょう。
保管やお直しを決めたら、「期限」を付けるのがポイントです。
「この日までに直す」「着なければ手放す」など小さな約束を決めると、後悔しにくくなります。
“高かった服”こそ、手放し時を見極める
「高かったから捨てられない…」
この気持ちはとてもよく分かります。
でも、“値段”ではなく“着る頻度×満足度”で考えてみましょう。
クローゼットに眠る高額な服よりも、毎日着ているお気に入りの服が、あなたの暮らしを支えています。
STEP3:残す服は“コーデ単位”で考える
3×3ワードローブ表を作る
トップス3枚、ボトムス3枚、羽織り3枚で9通りの組み合わせ。
スマホで写真を撮っておけば、朝の「何着よう…」がなくなります。
さらに、季節ごとに見直すことで「同じ服でも着回しできる」ことを実感できます。
ハンガーを統一するだけで見違える
バラバラのハンガーを同じ色・形にするだけで、クローゼットが一気に整います。
見た目がそろうと、自然と「きれいに保ちたい」という意識も芽生えます。
薄型ハンガーを使えば、収納力も約1.5倍にアップします。
STEP4:配置は“取り出しやすさ”最優先
使う頻度順に並べる
クローゼットの中は、上段が「保管」、中段が「今使う」、下段が「たまに使う」ゾーン。
よく着る服は目線の高さ(ゴールデンゾーン)に置きましょう。
動線を意識するだけで、毎日の着替えがラクになります。
引き出し収納は“立てる”が鉄則
重ねてしまうと、下の服が見えず忘れがちに。
立てて並べれば一目でわかり、取り出す時も崩れません。
色順・素材順に並べると、コーデを考えるのも楽しくなります。
STEP5:“増やさない仕組み”を作る
1in-1outルールを習慣に
新しい服を1枚買ったら、今ある服を1枚手放す。
このルールを決めると、物が増えにくくなり、クローゼットのバランスを保てます。
買い物前に「この服はどれと入れ替える?」と考えるだけで、衝動買いが減ります。
“買う前メモ”で無駄買いストップ
お店に行く前に、手持ちの写真を見返して「本当に必要?」を確認。
たとえば次の3つをチェックしてみてください。
① 今ある服と合わせられる?
② 来月も着たい?
③ 同じような服を持ってない?
この3つに「YES」と答えられたら、本当に必要な1枚です。
STEP6:手放す方法を知って“後悔ゼロ”に
捨てずに循環させる
最近は、フリマアプリ・寄付・リサイクルなど手放し方も多様です。
お気に入りだった服が、別の誰かに着てもらえると思うと気持ちが軽くなります。
「バトンタッチする」つもりで手放しましょう。
思い出の服は“1着だけ残す”
全部残すのではなく、どうしても大切な服を1枚選んで“記念ボックス”に保管。
タグやボタンなど一部を残すのもおすすめです。
STEP7:防虫・湿気・メンテナンスで長持ち
防虫剤・除湿剤の見直し
クローゼット内は湿気がこもりやすい場所。
四隅や棚の奥に薄型防虫剤や除湿剤を設置し、3ヶ月に1度は交換を。
マスキングテープに日付を書いて貼っておくと便利です。
換気と日光リセット
天気のいい日は扉を開けて風を通しましょう。
服にたまった湿気やにおいが抜け、心までスッキリします。
1週間チャレンジで続けやすく
- Day1:全部出す&カテゴリ分け
- Day2:トップスを選ぶ
- Day3:ボトムス・ワンピを見直す
- Day4:コーデ写真を撮る
- Day5:収納を整える
- Day6:防虫・除湿チェック
- Day7:1in-1outルール設定
1日15分でもOK。少しずつ進めることで、クローゼットが確実に軽くなります。
まとめ:選べる数だけ、心が整う
服を減らすことは、心を整えること。
たくさん持つより、「自分が好きな服だけが並ぶ」クローゼットのほうが気分も上がります。
後悔しない整理は、無理せず、自分を大切にする方法のひとつです。
今日から少しずつ、“お気に入りの私”に近づくクローゼットを作っていきましょう。